ドラクエ５（天空の花嫁）がいかに面白いかを感想含めて全力プレゼンする
こんにちは、つっきーです。
皆さん部屋の片付けはしていますか？？
私、ちょっとゲームソフトの整理をしていたんですけど、奥の奥からプレステ2時代のドラクエ5の箱が出てきたんですよ！
めちゃくちゃ懐かしくなりました。
もう懐かしさのあまり爆発しそうでした。
私はドラクエ大好きなんですけど、特にドラクエ5推しです。というかゲーム全体でもこれが1番好きだって言ってもいい。
ドラクエ5の何がすごいって、主人公が成長していくことです。しかも3代に渡ってのストーリーって壮大すぎますし感動ものですよね。あと嫁を選べる。
ストーリしっかりしてるのに嫁を選べます
最高のシステムですよ、これ！ 自分の嫁を自分で選べるんですよ！？ 結婚式まであるんですよ！？
このゲームはもっともっと多くの人にプレイしてもらいたいので、私が全力プレゼンしてみることにしました。
（私はプレステ２でプレイしたので、DSでの追加要素にはほぼ触れません）
あらすじ
６歳の主人公は父・パパスと共に２人旅をしていた。
ようやく故郷へと帰った主人公は、幼馴染の少女・ビアンカに再会する。
主人公はビアンカと古城で幽霊退治をしたり、妖精の村で起こった事件を解決しながら過ごすが、ある日パパスの元にラインハット王から手紙が届く。
親子は城を訪れ、第一王子ヘンリーのおもりをすることになったが、王子は誘拐されてしまう。
救出するために親子は古代遺跡に潜入するが、主人公は強敵・ゲマに破れ人質となり――――父・パパスは抵抗もできぬまま無残に殺されてしまった。
それから１０年の月日が流れた。
誘拐事件の後、主人公とヘンリー王子は『光の教団』に売り飛ばされ、奴隷として働くつらい日々を送っていた。
しかし運よく脱出した主人公たちは、パパスの最期の言葉『母・マーサは生きている』という言葉を信じ、再び旅を始めることになる。
登場人物
主人公
父と悲しい別れを迎え、奴隷として１０年間捕らわれの身となる。
その他つらい境遇盛りだくさんでドラクエシリーズでは最も悲惨な人生を送ったと思われます。というか人生の半分近くを支配されていた気がする……。
しかし可愛いお嫁さんをもらうことができるので、プレイヤー的にはお腹いっぱいです。
最終目標はもちろん魔王を倒すことですが、終盤までほとんど『母を探す』旅という、ドラクエにしては珍しいストーリ。
ちなみに公式で美形認定されているので、「素敵な人」と言われることが多いてす。
パパス
主人公のお父さん。主人公が生まれる前は『パパス王』と呼ばれていたようだが……？
筋骨隆々でとんでもない強さを誇っているため、戦闘の手助けに入ってくれると魔物相手にオラオラできます。
しかも戦闘が終わるたびに回復してくれる優しさの持ち主でもある。むしろ過保護。
強くて優しいお父さんを体現したかのようなキャラです。だからこそパパスが殺されてしまうシーンはあまりにもつらく、私のトラウマになっています（グロいとかじゃなくて精神的にキツイ）。
ビアンカ
主人公の幼馴染。実は２つ年上。
お姉さんタイプでしっかり者。幼少期は好奇心旺盛で主人公を振り回すこともあるけれど、心優しい女の子です。いじめられていた子猫のために、幽霊退治までしてしまう度胸の持ち主でもあります。
嫁候補の１人。幼少期をともに過ごしたということもあってか、ビアンカを選ぶプレイヤーが１番多いとのこと。幼馴染というポジションはあまりにも強い。強すぎる。
主人公と苦難を共にし、お互いに支えながら前に進んでいくというイメージです。
ヘンリー
ラインハット国の第一王子。幼少期はイタズラを繰り返したり、主人公に対しても上から目線。城の人達からも腫れ物扱いされている。城内では継母から嫌悪され、王位継承権を脅かされているので、そのことから性格が悪くなったのではないかとも。
その性格も奴隷生活をしているうちに丸くなり、青年期では主人公の良き友になってくれます。
母を探す旅にも付いてきてくれるし、サポートもしてくれるしで結構いい奴。
フローラ
お金持ちのご令嬢。おしとやかで心優しく、非の打ちどころのない性格。でも意外と天然だし、はっちゃけたりもするから可愛い。そして芯は強いのでいざという時はカッコいい。
もう１人の嫁候補で、ご令嬢だけに彼女と結婚するといろいろとお得なことが多かったりします。ビアンカとは違って、どちらかというと主人公の３歩後ろをついてくるようなイメージ。
ゲームシステム
襲いくる魔物と戦いながら、ストーリーに従って次の街を目指していきます。そしてイベントごとに中ボス、そして最後にはラスボスと戦うことになります。
キャラごとに使える武器が違ったり、覚える呪文やそのために必要になってくるMP（マジックポイント）も変わってきます。
魔物を倒すことで得られる経験値でレベルを上げ、お金で武器・防具を買い、キャラを強化していきます。
また最初の頃はお金を稼ぐのが大変で、洞窟をぐるぐる回りながら小銭を貯めることにもなります。
ここまではいつものドラクエシリーズ。
流れゆく時間
ドラクエ５最大の特徴は時間経過です。
主に３つのパートに分かれていて、主人公の年齢によって「幼少期」→「青年期前半」→「青年期後半」と進んでいきます。
幼少期では父・パパスと行動したり、ビアンカと一緒にダンジョンへ出かけたり。基本的にはほのぼのとしています。
しかしラストにはパパス退場という悲劇が待っており、プレイヤーのハートを確実にブレイクすることでしょう。
突然こんなことになったので、何の心の準備もしていなかった私の心はズタズタです……。
青年期前半では１６歳ほどに成長し、主人公は母を探すための旅を始めます。
このパートは主人公が奴隷として働かされているシーンからのスタートなので、またもや悲惨です。しかしある人物の手助けによってヘンリー王子と一緒に脱出、新たな人生を生き始めることに。再出発できて本当によかった……。
また途中には結婚イベントが用意されていて、ビアンカかフローラのどちらかを選んで結婚することになります。（DS版ではデボラという女性とも結婚できる）
多くのプレイヤーを悩ませる選択で、このためにわざわざセーブデータ２つ作って両方と結婚する人もいるほど。
ストーリーはさらに進み、主人公の出自が判明。その後妻が妊娠して双子を授かることになり、そこそこ幸せが続きます。このときはまだ知らないのです────またもや悲惨な運命が待ち受けていることを。
青年期後半ではいよいよラスボスとの戦いを見据えることになります。
そしてまたもやこのパートの始まりも悲劇的です。８年間を不自由に過ごすことになりますが、今回は妻まで巻き込まれてしまいます。
その後、謎の２人の子供に救われた主人公は、彼らとともに妻を助けるために「光の教団」に立ち向かっていくことに。
３代にわたる物語
父→主人公→子ども、と３代にわたる壮大なストーリーです。
それぞれが為しえなかったことを子供へと受け継いでいき、それに応えていくことになります。
公式が「感動」をテーマにしていることもあって、ストーリーには「家族への愛情」がたくさん盛り込まれていて、胸が熱くなること間違いなし。
主人公が誕生し、その主人公が成長して子供を授かる。両方のシーンが組み込まれているので感慨深いです。
ミニ要素
ストーリーとは直接関係しないのですが、各地方にある名産品を集めて博物館を運営することができます。運営したからと言って何かあるわけではないです。でも展示品が増えていくのを見ると嬉しくなります。
博物館をコンプリートすると……？？
